不定詞


  不定詞・・・動詞として句を導き、名詞、形容詞、副詞の働きをする特殊な品詞

ノジ語の副詞は、品詞転換の法則で副詞的用法、形容詞的用法、名詞的用法に分かれる。


  名詞的用法・・・主語、補語、目的語の役割をする。「〜すること」

主語になる場合は前に主格のha'が付く。

Ha' do sko' pa dq'kq. サッカーすることは面白い。

doはdqn(する)が品詞転換の法則で不定名詞に変化したもの。 Na rynk ri'd koni'g. 私は本を読むことが好きだ。


Na rynk koni'g. (私は本が好きだ)
Na rynk ri'd koni'g. (私は本を読むことが好きだ)
主語 動詞 目的語


ri'dはrwn'd(読む)が品詞転換の法則で不定名詞に変化したもの。


  副詞的用法・・・動詞、形容詞、副詞、文全体を修飾し、修飾する句の前に置かれる。「〜するために」

Ra'i py swsmus gqn tas.  泳ぐために、彼女はあそこに行った。

この場合はswsmus(泳ぐため)が動詞を修飾している。

Ra'i py swsmus gqn tas
彼女は 〜した 泳ぐため 行く あそこ
代名詞 時制詞 不定副詞 動詞 代名詞

swsmusはswnmus(泳ぐ)が品詞転換の法則で不定副詞に変化したもの。
  形容詞的用法・・・おもに名詞を修飾し、その時、前に置かれる。「〜するための」

Ra uqnt rw'kw'd koni'g. 彼は読むための本が欲しい。

Ra uqnt rw'kw'd koni'g
彼は 欲しい 読むための
代名詞 動詞 不定形容詞 名詞

rw'kw'dはrwn'd(読む)が品詞転換の法則で不定形容詞に変化したもの。
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