pa動詞の活用・法


  ・・・活用組織の分類のこと。話者の気持ちを表す。

ノジ語は、助動詞がない変わりpa動詞を活用し法で意味を表す。普通、法だけだと活用が複雑になり学習の負担が増えるが、ノジ語の場合pa動詞の時制変化の後に一定の変化がくっつくようだけなので少し良くなる。

ノジ語の法は全13種ある。

法名 活用形 平叙 -pa 疑問 -pu 否定 -po
希求法 -wz 〜したい 〜したいか? 〜したくない
許可法 -wb 〜して良い 〜して良いか? 〜してはいけない
勧誘法 -wcc 〜しましょう 〜しましょうか? 協力しない(3人称)
依頼法 -wa'm 〜して下さい 〜して下さりますか? 〜しないで下さい
命令法 -wnga 〜しろ 〜するな
推量法 -s 〜でしょう 〜でしょうか? 〜ではないだろう
直説法 - 〜だ 〜か? 〜でない
対人法 -wes 〜ね 〜だね? 〜ないよ
仮定法 -w'yn 〜ならなぁ 〜だったらだめか? 〜ではなぁ
義務法 -wgo 〜しなければならない 〜しなければいけないか? 〜しなくてもよい
能力法 -wse 〜できる 〜できるか? 〜できない
推薦法 -wje 〜するべきだ 〜するべきか? 〜しないべきだ
自然法 主語+自然態 自然的に〜なる 自然的に〜なるか? 自然的に〜ならない


Na pawz dqn sko'. 私はサッカーがしたい
Na pawz dqn sko'
私は 〜したい する サッカー
代名詞 pa動詞活用 動詞 名詞


過去、未来を表すときもpa動詞の変化による。

過去否定 Ka pqwje ulnke hqb ru'i. あなたは彼女のために働くべきではなかった

次の文は二つの法が交わっている。-ыb 許可法と-s 推量法である。そして〜して良かったのだろうと言う過去許可推量の文になっている。

Ra pywbs rynt pieno. 彼はピアノを弾いて良っただろう

対人法の疑問型は英語で言う追加疑問文のような同意を求めたり念を押す表現をする。

Ka po'fwes tocia'no? あなたは先生ではなかったのですね?

勧誘法は主語が主語が省略されることが多い。次の文では、私達Nяが省略されている。

Pawcc tqnci Engre'r! 英語を学びましょう!

勧誘法は主語が二人称や三人称であるとき動詞を修飾する、協力して〜と言う意味になる。

Ry pywcc gynt hous. 彼らは協力して家を建てた。

命令法は、英語と同様主語が省略される。

Pawnga vus! 静かに!  Pownga spqnk! しゃべるな!

自然法は自然的に起こることをさして言う文である。

自然法 Na pad ufnatt smy'ky'r montenl'd. 私は大きな山々が見える。

自然態自然法 Pad rein srqna'. 雨が降る。

自然法は受動態と共に使うことができない。
それは自然は意図的には起こらないからだ。
自然態自然法は主語が無くなり無主語文に使われる。

  無主語文・・・特定の誰の動作と定めがたい内容を表すために主語を必要としない文のこと。

Gejka'n,(tis) pade tq'kqpro'. 明日は(ここは)暖かいでしょう。

日本語に訳すと主語のように見えるGejka'nは,時を表す副詞であり()内のtisが主語だが省略されている。

許可法 勧誘法 依頼法 命令法 義務法は無主語文が多い

義務法 Powb spqnk vos. 大きい音で話してはいけない。



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